目次
はじめに
妊娠中は様々なトラブルやお悩みがありますよね(>_<)
中でも「つわり」にお悩みの方は多いのではないでしょうか💦
つらい体調で過ごす一日一日がとても長く感じ先が見えず、いつまで続くのか、楽になる方法はないのかと不安になりますよね(T_T)
つわりの症状は個人差が大きいため、先輩ママさんからのアドバイスが自分には合わないなんてこともありますよね?
今回は、つわりの症状や対処方法について詳しく解説していきます。
つわりとは
妊娠初期に出現する吐き気・嘔吐・食欲不振などの症状をつわりといいます。
一般的に、つわりの症状は妊娠5〜6週から現れ、12〜16週で消えるとされています。
個人差はありますが、約8割の女性が経験しています。
原因
つわりの主な原因は、妊娠初期のホルモンバランスの変化です。
妊娠すると、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hcg)・エストロゲン・プロゲステロンなどのホルモンのバランスや量が急激に変化します。
これらのホルモンは、妊娠の維持や胎児の発育に不可欠な存在です💡
しかし、嘔吐中枢を刺激する・嗅覚が敏感になる・消化速度を低下させるなどの働きも持ち合わせています。
妊娠していなくても普段から女性の体内にあるホルモンなのですが、妊娠による急激な変化によってつわりのような症状が出てしまうのです。
また、疲労・睡眠不足・ストレスなどもつわりを悪化させる可能性があります⚠
症状
吐き気、嘔吐
吐き気を経験している妊婦さんは多いのではないでしょうか。
吐きつわりの場合、食べると吐いてしまいます。
食べつわりの場合、常に何か食べていないと気持ち悪くなってしまいます。
嘔吐を繰り返している場合は、我慢せずに病院を受診してください。
好みの変化
食の好みが変わり、今まで好きだった食べ物が食べられなくなる、今まであまり食べなかったものを食べたくなることがあります。
これは、お母さんの体が赤ちゃんの成長のために必要な栄養を求めるためだといわれています。
なるべくバランスの良い食事を心がけましょう。
匂いに敏感になる
匂いつわりの場合、特定の匂いに対して非常に敏感になります。
食べ物、汗、ゴミ、洗剤、香水など人によって様々です。
アンモニアが原因になっているともいわれています。
お腹の不快感
ホルモンの影響によって、胃や消化器系の動きが悪くなってしまいます。
そのため、消化不良などが引き起こされるのです。
唾液が大量に出る
ホルモンの影響によって、唾液の分泌量が多くなります。
唾液が多くなると、口内の不快感から吐き気を悪化させることがあります。
疲労感、倦怠感、眠気
ホルモンの働きにより体をリラックスさせるため、強い眠気が生じます。
また、赤ちゃんの成長を支えるために大量のエネルギーを消費しているため、非常に疲れやすいはずです。
対処方法
吐きつわり
食べたいと思ったときに食べられるよう、消化の良いものを少量ずつ用意しておきましょう。
梅やトマトには食欲を増進させる効果、生姜には吐き気を軽減させる効果があるといわれています。
水分が摂れないときは、氷やアイスも効果的です。
食べつわり
空腹の時間を作らないように、食事の回数を5〜6回に分けて細かくとると良いです。
食べすぎを防ぐために、1回あたりの食事量は減らしましょう。
また、よく噛むことで満腹感を得やすくすることができます。
匂いつわり
食べ物は、冷ますと匂いが少なくなります。
お部屋の換気をしたり、好きな香りに身を包むのも良いでしょう。
眠りつわり
疲労や眠気を感じたら、我慢せずに体を休めることが大切です。
無理せず十分な休息を取るようにしましょう。
イライラ
バランスの良い食事や適度な運動を心がけましょう。
体調に合わせて散歩などをして日光を浴びるのも良いでしょう。
妊娠中はホルモンバランスの急激な変化で、精神的に波が大きくなりやすい時期です。
そんな時は自分を責めてしまいがちになりませんか?
今は精神的にも支えが必要な時期です、自分を責めないで下さいね💓
身近な信頼できる家族・友達を頼ってみてください。
その他のつわり
妊娠悪阻
つわりの重症型のことを妊娠悪阻といいます。
明確な区別はありませんが、下記のような症状があります。
・1日中続く嘔吐
・食事を摂れない
・5kg以上の体重減少
・脱水、飢餓
症状が悪化すると、命に関わる状態に陥る可能性があります。
治療は、入院安静です。
このような症状がある場合は、必ず医療機関を受診するようにしてください。
後期つわり
妊娠8ヶ月以降におこるつわりを後期つわりといいます。
赤ちゃんがお腹の中で大きくなり、胃が圧迫されることで生じます。
吐き気、胸やけ、胃もたれなどの症状があります。
さいごに
つわりにお悩みの妊婦さんは多いですよね。
毎日本当に頑張っていらっしゃって、心からお疲れさまですと伝えたいです(>_<)
命を育てるというのは、ママの身体にとても負担がかかることです、
周りの方にも今の状況を理解してもらい、サポートをうけ、
「頑張りすぎない」ことが大切です✨
それぞれ自分に合った対処方法があるはずなので、ぜひ試してみてくださいね。
少しでも快適に、お腹の中にいる赤ちゃんとの時間を楽しんでいただければと思います✨